午前1時の大脱走

『午前1時の大脱走』は、囚人たちの脱走をテーマにしたカードゲームです。プレイヤーは手札を早く無くすことを競いますが、カードをプレイするたびに手札を補充しなければならないという独特のジレンマがあります。手札を減らしたいのに補充しなければならないもどかしさと、一度に多くのカードをプレイして脱走に成功する爽快感を楽しめます。

ゲームの進行

• カードプレイ: 自分の手番では、直前にプレイされたカードの枚数に対して±1枚の範囲で手札からカードを出します。2枚以上同時に出す場合、すべてが同じ数字か、連続した数字でなければなりません。
• 手札の補充: カードを出した後、必ず手札を補充します。補充枚数は1枚または2枚から選択可能です。
• 抜け駆けルール（任意）: 手番の最初に、直前に出されたカードに1枚だけ追加することができます。これにより、手札を1枚多く減らすことが可能です。
• 脱走成功（勝ち抜け）: 手番中に手札が0枚になれば脱走成功となり、そのラウンドから抜けます。規定人数の脱走成功者が出るか、山札が尽きて夜明けカードが出たらラウンド終了です。残った手札は1枚につき1失点となり、3ラウンド終了時に最も失点が少ないプレイヤーが勝者となります。

このゲームは、手札を減らしたいのに補充しなければならないジリジリ感と、一気に多くのカードをプレイして脱走に成功する爽快感が魅力です。他のプレイヤーの動きを見極め、最適なタイミングで手札を放出する戦略性が求められます。