
さて、これまでにブログ①ではトリックテイキング要素について、ブログ②では「野望」についてお話ししましたね。今回はいよいよゲーム内の「アクション」について解説していきます。実はけっこうシンプルなんです。
4つのスート
ブログ①で紹介した、トリックテイキングを構成する4つのスート、覚えていますか?
覚えてなくても大丈夫!今からもう一度取り上げて、それぞれがどんなアクションに繋がっているのかを解説します。準備はいいですか?それでは、スタート!
建設 (Construction) 🏗️
建設アクションは2つだけです:
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建造(Build):
- 自分の宇宙港がある場所に宇宙船を建造できます。
- 宇宙船がある惑星には、宇宙港や都市を建てることができます。
- 自分の宇宙港がある場所に宇宙船を建造できます。
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修理(Repair):ダメージを受けている自分の宇宙船や建物(都市・宇宙港)を修復します。
動員 (Mobilisation) 👮
こちらもアクションは2つ:
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移動(Move):
- 自分の宇宙船で隣接する宙域へ移動できます。ただし、二重線は通過できません。
- 宇宙港から出発する場合は、他のプレイヤーの船に出会うまで自由に進めます。
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影響(Influence):
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「評議会(Court)」に数枚並んでいる獲得可能なカードに、自分のエージェントを1人配置できます。それだけです!
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「評議会(Court)」に数枚並んでいる獲得可能なカードに、自分のエージェントを1人配置できます。それだけです!
行政 (Administration) 🏢
- 修理(Repair):前出
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影響(Influence):前出
- 課税(Tax):
ゲーム内の各惑星は、特定の資源を生産します。都市がある場合、次の条件でその資源トークンを得ることができます:その都市が自分の色であるか、そこにいる自分の宇宙船の数が他のプレイヤーより多い場合です。
(なお、修理や影響アクションも、行政カードに含まれています)
侵略 (Aggression) 🔫
- 移動(Move):前出
- 確保(Secure):
影響アクションで評議会のカードに自分のエージェントを置いたことを覚えていますか?
確保アクションでは、そのカードに最も多くの自分のエージェントが配置されていれば、そのカードを獲得できます。カードの効果を使えるようになるうえに、もし他のプレイヤーのエージェントがいたら、その全員を捕虜にしてしまえます!それが「侵略」ってやつですね。
- 戦闘(Battle):
これぞまさに直接的な侵略!同じシステム内にいる他プレイヤーに対し、戦闘を仕掛けることができます。手順は次の通り:
- 自分の宇宙船の数と同じ数のダイスを用意します。
- ダイスは自由に組み合わせて選べますが、数は自分の宇宙船の数までです。
- 青ダイス:最も安全ですが、外れる確率が最も高いです。実際、成功率は50%です。
- 赤ダイス:強力ですがリスクも高め。当たる確率は高いですが、自分に跳ね返る可能性も。
- オレンジダイス:敵の都市を攻撃するときのみ使用可能。相手の資源を奪ったり、建物を破壊したりできます。
(また、侵略カードを使って移動することも可能です)
というわけで、基本的な部分はこれで一通りカバーできました!次回はゲームの核心に少し踏み込んで、「資源」についてじっくり紹介していきますよ。お楽しみに!
