『旅のあと』は旅行で訪れた街を振り返り、みんなで共通の思い出マップを作っていくボードゲームです。プレイヤーは帰国した旅行者となって一緒に旅した仲間と訪れた京都、あるいはシンガポールの街を思い出していきます。
Saashiとシンガポールのデザイナー・Daryl Chowさんとの共作
プレイヤーはイメージのかけらを手がかりにして、それぞれに旅の情景を思い出します。他のプレイヤーとロケーションの記憶が一致するとボーナス点を得られます。強く印象に残った観光名所を思い出すことで、共通の思い出はより確かなものとなるでしょう。思い出マップが完成した時、最もそれに貢献できたのはどのプレイヤーでしょうか。
ゲーム内容
『旅のあと』は2人~4人用のボードゲームです。プレイヤーはイメージトークンを自分のイメージボードに配置することで、旅の記憶を思い出していきます。イメージトークンは旅行中に目にしたロケーションの記憶の断片を表します。
効果的に旅の景色を思い出し、思い出マップの作成に貢献することが目的です。「観光名所/ホテル/公園/ショップ/レストラン」などのロケーションの記憶を確定したり、共通のマップボード上で他プレイヤーと記憶を一致させることでゲーム中に得点を得ます。
目標カードによるボーナス点、旅の写真ポイントによる得失点、記憶違いによる失点なども加味した上で、最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
旅の思い出マップをみんなで作り上げる
プレイヤーは個人のボードでイメージトークンを配置してじっくり自分のマップの完成を目指しつつも、中央の共通マップボードへのロケーションタイルの配置では他のプレイヤーとの絡みもあります。
得点は、ラウンド中に獲得する「ロケーションの確定」と「記憶の一致ボーナス」のほか、ゲーム終了時に「旅の写真の得失点」や「目的カード」による得点、そして「記憶違いの失点」などさまざまな形式があります。
中でも「記憶の一致ボーナス」は、他プレイヤーと同じ位置のロケーションを思い出すことで、ボーナス得点が得られるチャンスが広がります。みんなで一緒に思い出していきたくなる要素です。
京都マップとシンガポールマップの両面仕様
このゲームは京都マップとシンガポールマップの両面使用となっています。それぞれのマップに登場する観光名所モニュメントも異なり、マップの特徴も違っているので何度も遊ぶ楽しみがあります。