モミジ街は、どこにでもある普通の通りでした……少なくとも、誰かが殺されるまでは。事件以降、住民たちは外部の人間を警戒し、互いに疑いの目を向けるようになりました。それでもなお、彼らは休日になると集まり、子供たちは路上で遊ぶことをやめません。しかし、彼らが抱いている安心感は、すぐに大きな後悔へと変わるかもしれません。
フィーチャーフィルムボックス『真っ赤なモミジになっちゃいな』に収録されている舞台「モミジ街」。アメリカの閑静な住宅街だったこの街を、恐怖と殺戮が覆います。
今回は「モミジ街」の特別なルールについてご紹介いたします。
家エリアと区画
モミジ街の舞台ボードには、新しいタイプのエリアとして「家エリア」(以下「家」)があります。これらの家は、4つの区画(北西、南西、北東、南東)のいずれかにあり、それぞれの区画に3軒ずつ、合計12軒の家が存在します。
家エリアではアイテムの探索が可能
- ゲーム開始時、他の舞台ではアイテムカードを3つの山に分けて準備しますが、「モミジ街」では、区画に対応した4つの山に分けて準備します。
- 各家は探索可能なエリアとして扱われ、アイテムカードを引くことができます。これを示すために、家エリアはオレンジ色で表示されています。
- 家での探索に成功した場合は、その家の区画に対応するアイテムデッキからアイテムカードを引きます。その後、今探索した家に「X」トークンを置きます。ゲーム中、その家はそれ以上探索できなくなります。
「お願いします! 家に入れてください!」
現在、モミジ街の住民は非常に警戒心が強くなっているため、犠牲者コマが1人以上いる家に、ファイナル・ガールが移動アクションで入ることはできません。その家に入るには、この舞台特有のアクションカード「説得」を使用して住民に家に入れてもらう必要があります(ただし、パニック状態の犠牲者や敵は、この制限を受けずに家に入ることができます)。
無人の家であれば、通常の移動ルールに従って自由に出入りできます。命懸けの状況なので、不法侵入だとか、そんなことはお構いなしです。
アクションカード「説得」
このアクションカード「説得」を使ってダイスロールを行い、★が3つ出た場合、隣接する家に入れてもらい、しかもアイテムカードを獲得することができます。それ以下の結果でも、家に入れてもらうことはできます。
モミジ街では、家から家へと渡り歩き、殺人鬼に対抗できる手段を必死に探し求める。そんな物語を体験できます!
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